2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

useful_days 番外編:集団:歩行訓練『ゲームの終わり』関連トーク

KEX

KYOTO EXPERIMENT2013フリンジ オープンエントリー作品「岩戸山のコックピット」(http://www.cockpit-ex.info/index.html)内で上演される集団:歩行訓練『ゲームの終わり』に関連してトークを行なうことになりました。 ベケット入門:『ゲームの終わり』の…

問うために/遊園地再生事業団『夏の終わりの妹』レビュー

質問をするのになぜ資格がいるのだろうか。『夏の終わりの妹』の舞台である架空の町、汝滑町にはインタビュアー資格制度なるものがあり、その町ではインタビュアー資格を持っていれば誰にどんな質問をしてもよいのだと言う。逆に資格を持たない者にはどんな…

useful_days 10/13:木ノ下歌舞伎『木ノ下歌舞伎ミュージアム "SAMBASO" 〜バババッとわかる三番叟〜』

木ノ下歌舞伎は古典と現代を接続するためにさまざまな試みをしてきたが、今回の『木ノ下歌舞伎ミュージアム』はその活動のひとまずの集大成であると言える。演目としてはタイトルにもあるように2008年初演のダンス作品『三番叟』(監修:木ノ下裕一、演出:…

useful_days 10/12:ARICA+金氏徹平『しあわせな日々』

愛知まで足を伸ばしてあいちトリエンナーレの上演演目、ARICA+金氏徹平『しあわせな日々』(原作:サミュエル・ベケット/クレジットは「原作」となっているものの、基本的には戯曲に忠実に上演されている)を見てきた。(以下、ネタバレ多々あり。関東圏で…

わかりあえなさについて/『風立ちぬ』レビュー

『風立ちぬ』で際立って印象に残っている二つの場面がある。一つは幼少の二郎が河原でイジメを止めようとする場面。もう一つは飛行機の設計に携わるようになった二郎が会議で軍の担当者らしき面々と同席する場面である。どちらも物語全体の流れからすれば特…

useful_days 10/9:村川拓也『エヴェレットラインズ』

村川拓也は『エヴェレットラインズ』の当日パンフレットに次のような文章を寄せている。 1.30人〜40人の人々に手紙を送った。手紙を受け取った人々はこの作品の出演候補者である。手紙には指示が書いてある。その指示に従う場合は当日劇場に来て出演者とし…

useful_days 10/5:けのび『おかず石』

使えるプログラムWS系、けのび『おかず石』(http://kyoto-ex-useful.jp/archives/1007)。石をおかずに白米を食べるという未知の体験をしてきた。河原で好みの石をいくつか拾い、それを煮沸消毒ののち、白米とともに食す。先に石だけ味わってもよし、白米と…